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【採用担当Presents】就職活動中の皆さまへ ~コーポレートIT部の素顔~

大塚製薬公式noteの【採用担当Presents】、今回はコーポレートIT部で働く3名へのインタビュー。どのような学生生活、就職活動を経て大塚製薬に入社したのか、またコーポレートIT部とはどのような業務を行う部署なのか。私たちの日々の業務を支えてくれているIT部の素顔に迫ります。


三者三様の学生生活と就職活動、そして大塚製薬との出会い


―仕事の内容をお話いただく前に、どのような大学時代を過ごされていたか教えてください。

【2023年に大塚製薬にキャリアで入社した田方(タカタ)さん】

田方:大学時代は自由に過ごせる最後の時間になると考えていたので、その時間を大切に過ごすべく、遊びもアルバイトも勉強も全力で取り組みました。アルバイトでは塾の講師を務め、理系の科目中心に、小学生から高校生まで幅広く教えていました。

【2020年に大塚製薬にキャリアで入社した石川(イシカワ)さん】

石川:私は大学で電気工学や情報処理を専攻していたので、毎週何十枚もの実験レポートを作成するなど、学業はそれなりに忙しかったです。でも、アルバイトやサークル活動にも明け暮れていました。

【1996年に大塚製薬に新卒で入社した岡本(オカモト)さん】

岡本:私は基本的に家と学校を往復する毎日でした。あとは、社会人になったらお酒を飲む機会が多いのではないかと思って鍛えていたのですが、実際会社に入るとそこまで多くなかったです(笑)。

―就職活動についても聞かせてください。

石川:当初は特定の志望業種がなかったので、旅行、自動車、教育、メディア…本当に多種多様な業界を見て回りましたね。その過程でITに興味を抱き、大学で情報処理を専攻していたことから、システム開発の一連の作業を行う企業(システムインテグレーター)に就職しました。今であれば、例えばこのnoteのように、さまざまなSNSもありますし、企業情報を得る情報源が多くありますよね。どんな会社や業種があるのか、もうちょっとしっかり勉強すればよかったとも思います。

田方:私はIT業界への就職を希望していました。授業で少しプログラミングを勉強していて、ITであれば技術や専門知識を身に付けて、長く働き続けられると思っていたからです。IT業界に絞っていたので、石川さんみたいに多くの業界は見ていなかったのですが、就職活動は多種多様な業界が見られる、またとない貴重な機会ですよね。今思うと、会社によっては体育会系や自由な風土など、それぞれカルチャーや働き方も異なりますし、どのような事業で社会に貢献しようとしているのかといった点も異なるので、そういった視点で見ていくのもよかったのではないかと思います。

岡本:私はグローバルな企業で働いて世界を舞台に活躍したいという想いがあり、大塚製薬に入社しました。また小学生の頃、瀬戸大橋を歩くイベントに参加した時にカロリーメイトが配られたこともとても印象に残っていたので、それもこの会社に入社したいと思う一つのきっかけだったのかもしれません。

―岡本さんは小学生の時のカロリーメイトとの出会いが記憶に残っているのですね!石川さんと田方さんはどうでしょう。採用プロセスの過程で印象に残ったものはありますでしょうか。

石川:前職では、システム開発職としてヘルスケア業界向けのITサービスの提供に携わっていました。大塚製薬の面接で驚いたのは、面接官の方々が「アプリケーションとインフラ、どっちがやりたい?」と聞いてくれたことです。ITのサービスは、通常アプリケーション領域とインフラ領域に大きく分かれるのですが、面接で私の希望を尊重しようとしてくれたことがとてもうれしかったです。また、自分の裁量を認めてくれる雰囲気も入社の決め手になりました。

田方:大塚製薬から内定の連絡をもらった後、社員の方から現場の話を聞きたいので、できれば同僚となるメンバーの方と話す機会を設けて欲しいというお願いをしたのですが、その希望に快く対応してくれたのがうれしかったです。メンバーの方も1時間ほど業務内容などを隠すことなく伝えてくれました。

この仕事は、業務の課題やニーズをシステムで解決する「ものづくり」


―では、入社されてからこれまでの皆さんのお仕事についても教えてください。

田方:私は現在、アジアと中東の子会社におけるIT面での支援を行っています。現地のIT担当者と定期的にコミュニケーションを取り、関係構築を図りながら取り組んでいます。海外出張などもありますが、発展・成長していくエリアでもあるので、とてもモチベーションになっています。

石川:大塚製薬は「トータルヘルスケアカンパニー」として人々の健康に貢献すべく、医薬品を扱う医療関連事業と健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ(NC)関連事業を展開しているのですが、私は入社後、NC関連事業のIT支援をするチームに配属となりました。主に営業に関係するITサービスの保守や新規サービスの企画・プロジェクト管理を担当しています。世の中のトレンドに敏感な方も多いため、部署ごとに必要な業務に対して、例えばAIなどの技術を組み合わせてみてはどうかという案も多く寄せられます。システムの数は2つの事業を展開していることもあり多いですが、その分多くの経験を積むことができると思います。

岡本:私は入社後に工場配属となり、最初は医薬品の製造に携わりました。そのあと、工場の生産課で文書管理や査察対応などの業務を担当しました。そこではいわゆるシステムや製造設備の検証作業などを行っており、これは現在の仕事につながっていると感じています。工場で勤務していた時に、「こういうシステムがあったら便利だな」と思うことがあったため、システムの担当者と仕事をする際に色々と要望を伝えていたところ、「それならあなたがやってみる?」と言われ、コーポレートIT部へ異動となりました(笑)。入社10年目での配属となりましたが、文書管理システムや製造実行システムなどを新たに導入することができました。

―まさに、製造現場を知っていた岡本さんだからこそ、有用なシステムが提案できたのでしょうね。

岡本:導入したシステムが必要不可欠なものになっているのを見たときは、本当にうれしかったです。ただ、システムの導入メリットを理解してもらうには時間がかかることが多いですし、新しい変化って多少なりともストレスになるので、「業務がきちんと回っているのに、なぜ新しいものに変えなければならないんだ?」と言われたこともあります。システム導入に向けて十分な対話を重ね、メリットを示し、納得してもらわなければならないのは、この仕事の難しさでもあります。それでも、システムを導入して1~2年経つと、「このシステムがないと困る!」という声をいただくので、新しいシステムへの移行は大変なことも多いですが、「入れたら2年後には絶対便利だって思うから!」と頑張って説得にあたっています。

―コーポレートIT部として皆さんが目指しているのはやはり、「業務の効率化」でしょうか?

岡本:我々は主に社内向けのシステム周りを担っているので、まずは安定稼働が最優先です。業務を止めないために、現存のシステムの維持管理は、何が何でも行わなければなりません。その次が効率化です。業務効率化に関しては社内相談を受けることに加え、こちらからも新たなシステムの導入や現行システムの改善提案を行っています。そして、その先にあるイノベーションを目指して、AIや機械学習といった新しい技術を活用するチャレンジも行っています。また、「ITの民主化」と言っているのですが、私たちだけですべてを決めるのではなく、社員の皆さんが自ら工夫して使えるものにすることにも重きを置いています。

―コーポレートIT部は、理系出身者が多いのでしょうか?

岡本:いえ、そうとは限りません。コンピューターや業務に関する知識はのちに必要となりますが、コミュニケーション能力が非常に重要です。コーポ―レートIT部は約50名のチームですが、文系出身者も多いです。理系、文系にかかわらず、この仕事に興味があるかどうかが大事だと思います。

 ―皆さんからみたコーポレートIT部の仕事のやりがいは、どういったところでしょう?

岡本: 我々の仕事は「ものづくり」だと思っています。システムは目に見えませんが、ITサービスを使って業務をサポートするソリューションをつくるという観点から見れば、ものづくりです。我々社内システムエンジニアは、業務の課題やニーズをヒアリングし、それをどのようなシステムで解決するかという構想を練ります。ITを用いたソリューションをつくることにやりがいを感じているメンバーは多いのではないかと思います。システムが動き始める導入の日は、それまでの苦労が報われる瞬間なので、大きな達成感がありますね。苦労が伴わないシステムはほとんどないので、多くのハードルを乗り越えて使い始めるときは、「やってよかった~!」と感慨深いです。その後に新システムについての問い合わせの電話が鳴りっぱなしになって大変になることも多いですが(笑)。

就職活動中の皆さまへのメッセージ


―皆さんは、どのような方と一緒に働きたいですか?

石川:粘り強い人、ですかね。分からないことが多いとストレスを感じたりすると思いますが、嫌なことがあってもめげることなく、仕事に対する責任感を持つ強さは大事だと思っています。

岡本:自分の意見を持てる人です。新入社員の場合は、すぐに意見を持てなくてもいいと思います。でも、仕事をしていく中で自分がどうありたいかを考え、それをアウトプットしようとするような、指示を待つのではなく、自分から積極的に動いていく人と仕事がしたいです。

田方:指摘を受け入れられる素直な人。どうしても指摘を受けると落ち込みますし、反発したくなってしまいますが、それをいったん受け止め、改善できるように努めて成長できる方がいいなと思います。

―いまのコーポレートIT部はどのような雰囲気ですか?

石川:非常に柔らかい、協力しあえる雰囲気だと思います。また、社内だけでなく、パートナー企業との関係性をとても大切にしています。チームのみんなが、システム構築を一緒に創り上げていくパートナーと「協働で取り組んでいる」という意識を持っていると思います。

岡本:仕事自体は一人ひとりがそれぞれ自分で完結できる個々の仕事が多いのですが、部門横断で繋がる仕組みがつくられています。上司やチームリーダーも、それぞれのメンバーが業務を抱え込んでしまわないようにフォローしていますし、定例会を開催して、直近の業務内容などを共有するようにしています。全員が自分のやるべきことを理解していて、前向きで真面目な人が多いですね。

田方:私も同じような印象です。誰かが何かを提案すると、「やろう!」という空気になります。たとえ失敗したとしても、それを誰かが責めるのではなく、さらによくするためにどうすべきかと建設的な会話が生まれています。

―それでは最後に、就職活動中の皆さまへのメッセージをお願いします。

岡本:社会人になって最初の3年の経験は、その後の仕事人生においてとても大切だと思っています。自分で考え、自分で行動することをやらせてくれる会社に入ることで前向きな社会人になれると思います。自分も新人時代に自ら考え、調べ、行動するという機会を上司に与えてもらいました。大塚製薬なら、そういう経験ができると思います!

石川:私自身、就職活動において自分を無理に飾ろうとしなかったのは、良かったのではないかと思います。さまざまな企業を知り、また企業にも自分を知ってもらうと、フィーリングが合う会社に出会えるのではないかと思います。

田方:岡本さんに同感で、最初に入った企業での働き方は自分の社会人人生の土台になると思います。どんな働き方がしたいのかを考え、そうした働き方ができる会社を探してみてはどうでしょう。そして、その会社が社会に何を提供しているのかを見て、会社を選ぶと良いと思います。それが大塚製薬だと、うれしいです!

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