こんな所でも!環境に配慮した取り組み【前編】
6月5日は、環境の日。
今回は、「環境」をキーワードに大塚製薬の取り組みを紹介します。
早速ですが、ここはどこだと思いますか・・・?
実は、工場の敷地内の景色なんです。
ここ徳島板野工場は、SOYJOYやソイカラ、医療用医薬品の製造を行いながら
「自然と共生」をコンセプトに掲げ、緑化活動を推進。その活動が評価され、2022年には「緑化優良工場等経済産業大臣賞」を受賞(当社では4施設目)しています。
工場敷地内の約7割が緑地と緑あふれる工場に設置された、全長約450mのビオトープ(赤矢印)。1998年の工場設立とともに設置されたのですが、ここにも環境にやさしいポイントが・・・!
工場から排出される冷却水を再利用しているんです。
工場の設立などによって失われた生態系を復元し、本来その地域に住む生物が生息できるようにした空間を創出することで、ヤゴやタイコウチ、ひつじ草などの水生植物や生物が自然に生存できる環境を作っています。
さらに2004年からは産官学民協働の「絶滅魚カワバタモロコ再生プロジェクト」にも参画。
環境省のレッドリストに指定されている、淡水魚「カワバタモロコ」をビオトープに放流し、希少種の保全をはかる取り組みも進めています。
カワバタモロコの保全活動は、社員の環境意識の向上にもつながっていることに加え、環境教育の場として地域の社会科見学にも活用されています。
続いては、こちら。
世界トップレベルの選手をはじめ約3万7千人のランナーが都心を駆け抜けた東京マラソン2024。当社の協賛は第1回大会から17回連続、ポカリスエットで今年もランナーの皆さんを応援しました!
ここで使用したペットボトルもリサイクルしたい・・・!
今年の東京マラソンでは、ペットボトルを回収して「ボトルtoボトル」の取り組みを実施。使い終わったペットボトルは、新たなペットボトルに再生されます。
さらには、ランナーの皆さんにも環境に配慮した取り組みにご協力いただきたい・・・!と給水所の先に、あるボックスを設置しました。
紙コップの回収ボックスです。飲用に使用した紙コップをランナーの皆さんに回収ボックスに入れていただきました。回収した紙コップは、トイレットペーパーに生まれ変わります。
ランナーの皆さん、ペットボトルと紙コップを分別回収してくださったボランティアの皆さん。ご協力いただき、本当ありがとうございました!
一般財団法人東京マラソン財団と協働で実施した両取り組みは、東京マラソンとしては初。今後も人と環境にやさしい新たな取り組みを生活者の皆さんと一緒に実施していきたいです!