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【まめ知識】“元気ハツラツ!”の歩みをご紹介します!≪後編≫

大塚製薬公式noteの新企画【まめ知識】では、大塚製薬をより身近に感じて"ふむふむ”と思ってもらえるストーリーをお伝えしていきます。第1弾「オロナミンCドリンク」の後編では、特徴的なホーロー看板や容器・キャップについて、そして海外で展開するオロナミンCについてご紹介します。

※前編はこちら


【オロナミンCとは】 https://www.otsuka.co.jp/orc/
徳島県で誕生したオロナミンC。毎日の健康に欠かせないビタミンCをはじめ、ビタミンB群(B2、B6)を含み、年齢や性別を問わず、さまざまなシーンで元気を届ける美味しい炭酸栄養ドリンクです。



特徴的なホーロー看板と、キャップの進化

オロナミンCといえば、大村崑さんを起用したホーロー看板を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。現在でも昭和レトロなお店で見かけることがありますね。この看板は当時の営業担当者が自らの手で取りつけたもの。全国津々浦々、食料品店の店先や民家の壁など、様々な場所に設置されたホーロー看板によってオロナミンCが広く知られるようになりました。

さて、上の2つのホーロー看板。どちらが古いか分かりますか?

実はオロナミンCのキャップは時代とともに進化しており、左の看板は王冠式のキャップを使用していることから、発売当初のものであることが分かります。一方、右は1971年以降に採用したリキャップ可能なスクリュータイプです。それまでは、駅の売店では栓抜きを使い開栓したオロナミンCをお客様に渡していたのですが、「王冠を開けるのが大変」という販売員からの要望をきっかけに、スクリュータイプへ変更。利便性の向上によって、お客様はもちろん販売店にも喜んでいただけました。

ところが、1984年に清涼飲料への異物混入事件の発生により、食品への信頼が揺らぐ事態となりました。安全に対する生活者のニーズに応えるべく、すぐにリキャップのできない蓋への切り替えに向けた検討を進め、1986年には一度開けると閉め直せないマキシキャップを導入したのです。当時、小容量のびん飲料のほとんどがスクリュータイプを採用するなか、マキシタイプへの素早い変更は、お客さまの安全や利便性を第一に考えた対応として、多方面から高い評価を受けました。その後、指をかける部分をブリキ製からアルミ製へ、さらに現在の樹脂製へと変更し、お客さまの安全はもとより、品質にも配慮したキャップで美味しさと安心をお届けしています。

左から 王冠、スクリューキャップ、マキシキャップ(アルミ製)、マキシキャップ(樹脂製)


【オロナミンCの「びん」のヒミツ】

大切な栄養成分であるビタミンを光から守る茶色のガラスびん。手になじみやすい大きさとフォルム、美しさに加え濡れても滑らないようにと施されたびんのダイヤカット。飲んでいただく方のことを考えてつくられたオロナミンCのびんは、発売以降ほとんど変わっていません。そしてこのびん、実は地球にもやさしいのです。

回収されたオロナミンCのびんは砕かれ、原料としてリサイクルされています。びんをリサイクルすることによって、原料を節約できることに加え、びんを生産する工場で原料を溶かす時間が短縮できるため、燃料の節約にもつながります。びんは、省エネルギーを実現し、CO2の排出量を削減にもつながる地球にやさしい容器なのです。
https://www.otsuka.co.jp/orc/more_about/

ちなみに、びんはラベルを剥がさずにリサイクル(※1)することができますが、近年では「ラベルを剥がしたい」というお声も多く寄せられたことから、2021年よりラベルレスボトルを発売(※2)しています。


※1 分別回収に際しては、お住まいの自治体のルールをご確認ください。
※2 ラベルレスボトルは、一部通販サイト限定で販売しています。


7月3日は「ナミの日」

発売から46年の歳月を経て、オロナミンCは小容量ビタミン含有飲料として国内で初めて累計販売本数300億本を突破しました。これを記念し、製品名にちなんだ「ナミの日」、つまり 7月3日を「オロナミンCの日」として、日本記念日協会に登録を申請し、承認されました。
オロナミンCは、変わらない製品コンセプトのもと、時代に合わせたコミュニケーション展開により、2021年には国内累計販売本数350億本を超えました。

世界で“元気”をお届け

ひと目でわかる特徴的な製品ロゴと真っ赤なラベルの茶色いびんを、海外で目にしたことがある方もいるのでは?それもそのはず、実は1985年から中東各国でも販売しています。さらに2015年には韓国で、2018年にはインドネシアで、それぞれ製造販売を開始。オロナミンCは世界で“元気”を届けています。

【製品担当より】
お子さんからご年配の方まで、誰でも美味しく飲める炭酸栄養ドリンクを目指して開発された「オロナミンCドリンク」。1965年の発売当初から現在、そしてこれからも “元気ハツラツ!”を届け続けます!!


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